1歳になると、物をつまんだり、容器に入れたり、ボタンを押したりと、指先を使った遊びがどんどん増えてきます。
「1歳でもできる指先遊びはある?」
「家にあるもので簡単に遊ばせたい」
「どんな知育玩具を選べばいいの?」
そんな方に向けて、この記事では1歳におすすめの指先遊びを10個紹介します。
特別なものを用意しなくても、ティッシュ箱や容器など家にあるものを使って楽しめる遊びもたくさんあります。
家にあるものでできる遊びから知育玩具を使った遊びまで紹介するので、お子さんが興味を持ちそうなものから気軽に試してみてください。
1歳に指先遊びがおすすめな理由

1歳ごろになると、物をつまむ・入れる・引っ張るなど、手や指を使った動きが少しずつ増えてきます。
指先遊びは、そんな時期の子どもが楽しみながらさまざまな動きを経験できる遊びです。
ここでは、具体的な遊びを紹介する前に、指先遊びが1歳の子どもにとってどんな良い効果を与えてくれるのかを説明します。
手や指を細かく動かす練習になる

指先遊びでは、「つまむ」「入れる」「引っ張る」「押す」「回す」など、さまざまな手や指の動きを経験できます。
例えば、シールを貼ったり、容器に物を入れたりするだけでも、指先を使う遊びになります。
最初はうまくできなくても大丈夫。何度も繰り返して遊ぶなかで、少しずついろいろな手の使い方を経験していきます。
考える力や集中力につながる

考える → 試す → もう一度やってみる
こうした経験を、遊びのなかで自然に重ねられるのも指先遊びの魅力です。
指先遊びは、ただ手を動かすだけではありません。
型はめなら「どこに入るかな?」、ポットン落としなら「どうすれば穴に入るかな?」と、子どもなりに考えながら遊びます。
思い通りにできないときも、向きを変えたり、やり方を工夫したりしながら何度も挑戦します。
こうした「どうすればできるかな?」と考えて試す経験を、楽しみながら繰り返せるのも指先遊びの魅力です。
「自分でできた!」という経験になる

まだ走ったりジャンプしたりすることが難しい1歳の子どもにとって、指先遊びは「自分でできた!」を感じやすい遊びのひとつです。
小さな「できた!」を何度も経験できることも、指先遊びの大きな魅力です。
1歳ごろは、自分でやってみたい気持ちが少しずつ強くなってくる時期です。
「穴に入った!」「積み木を積めた!」など、大人にとっては小さなことでも、子どもにとっては大きな「できた!」になることがあります。
大切なのは、上手にできることよりも自分で挑戦すること。すぐに手伝わずに見守りながら、できたときには一緒に喜んであげると、指先遊びをより楽しみやすくなります。
家にあるものでできる1歳の指先遊び5選

1歳の指先遊びは、特別な知育玩具がなくても家にある身近なもので楽しめます。
指先を使う遊びでは、物をつかむだけでなく、目で見た場所に手を動かす・力加減を調整する・考えながら動かすといったさまざまな経験ができます。
こうした経験は、食事でスプーンを使ったり、着替えたり、お絵描きをしたりと、成長とともに増えていく手先を使った動作にもつながっていきます。
ここでは家にある物でできる指先遊びをを5つ紹介します。
①ティッシュを引っ張る遊び

ティッシュ箱からティッシュを引っ張り出す動作は、1歳の子どもが夢中になりやすい遊びのひとつです。
指先でティッシュをつまみ、そのまま腕を動かして引っ張るため、「つまむ」「握る」「引っ張る」といった複数の動きを一度に経験できます。
最初は手全体でつかんでいても、慣れてくると指先を使ってつまむなど、子どもなりに取り方を工夫する姿が見られることもあります。
② ペットボトルに物を入れる遊び

小さな物は使わず、子どもが口に入れられない十分な大きさのものを選びましょう。遊んでいる間は、必ず大人がそばで見守ってください。
空のペットボトルなどの容器に物を入れて遊びます。
「物をつかむ→入口を見る→手を動かす→離す」という一連の動作が必要になるため、目で見た場所に手を動かす練習になります。
うまく入らないときには、持ち方や角度を変えてみることも。「どうすれば入るかな?」と試行錯誤する経験にもつながります。
③ 洗濯ばさみを使った遊び

1歳の子どもには弱い力で開ける洗濯ばさみを選びましょう。指を挟む可能性があるため、遊んでいる間は必ず大人がそばで見守ってください。
洗濯ばさみは、指先に力を入れる遊びに使えます。
1歳では自分で開くのが難しい場合もあるので、まずは大人が箱や厚紙などに付けた洗濯ばさみを「つまんで外す」ところから始めてもOKです。
慣れてきたら、大人と一緒に開いたり挟んだりしてみましょう。
親指とほかの指を使って力を加えるため、将来的にスプーンやクレヨンなどを扱う際にも使う、手や指の細かな動きを経験できます。
④ シール貼り

小さなシールは扱いにくく、誤飲の心配もあります。1歳では大きめで剥がしやすいシールを選び、大人がそばで見守りながら楽しみましょう。
シール貼りは、指先を細かく使えるおすすめの遊びです。
台紙からシールを取って、狙った場所に貼るまでには、「つまむ」「剥がす」「運ぶ」「貼る」という細かな動作が詰まっています。
「ここに貼ろう」と目で場所を確認しながら指を動かすため、目と手を一緒に使う経験にもなります。
慣れてきたら、大きな丸の中に貼ったり、色ごとに分けたりすると遊び方も広げられます。
⑤ タッパー・容器の出し入れ遊び

家にあるタッパーやプラスチック容器も、1歳にとっては立派な遊び道具になります。
大きめのおもちゃなどを容器に「入れる→出す」だけでも十分です。
慣れてきたら、大きさの違う容器を用意して「これは入るかな?」と試してみるのもおすすめ。物の大きさや形の違いに触れながら遊べます。
さらに、容器を重ねたり並べたりすれば、遊び方を少しずつ発展させることもできます。
高価なおもちゃを用意しなくても、1歳の子どもにとっては、こうした身近なものを「触ってみる・動かしてみる・失敗する・もう一度試す」こと自体が大切な遊びになります。
知育玩具でできる1歳の指先遊び5選

家にあるものだけでなく、知育玩具を使うと指先遊びのバリエーションをさらに広げられます。
1歳向けの知育玩具には、つまむ・入れる・動かす・積む・回すなど、子どもが夢中になりやすい動きを取り入れたものがたくさんあります。
ここでは、1歳の指先遊びに取り入れやすい知育玩具を5つ紹介します。
⑥ 型はめパズル

丸や三角、四角などのパーツを、同じ形の穴に入れて遊ぶ型はめパズル。
一見シンプルですが、「どの穴に入るかな?」「向きが違うのかな?」と、形を見て考えながら手を動かす遊びです。
最初から正しい場所に入れられなくても問題ありません。違う穴に入れてみたり、パーツの向きを変えたりしながら、少しずつ「この形はここ」と気づいていきます。
⑦ ルーピング

ルーピングは、ワイヤーに通されたビーズを指でつまみ、道に沿って動かして遊ぶ知育玩具です。
ビーズをつかんで上下左右に動かすため、手首や指をさまざまな方向へ動かす経験ができます。
曲がった道では「この先はどっち?」と目でビーズの動きを追いながら手を動かします。
ゴールまで動かせたときの達成感を味わいやすく、何度も繰り返して遊べるのも特徴です。
⑧ ポットン落とし

ポットン落としは、ボールや大きめのパーツを穴に入れて落とす遊びです。
「つかむ→穴の位置を見る→手を動かす→離す」という一連の動きを繰り返すため、1歳の指先遊びにも取り入れやすいでしょう。
穴にうまく入らなければ、位置を変えたり持ち直したりすることもあります。
そして「ポトン!」と落ちることで結果が分かりやすいため、「もう一回!」と繰り返し遊びやすいのも魅力です。
⑨ 積み木

積み木は、1歳から長く遊び方を変えながら楽しめる定番の知育玩具です。
1歳ごろなら、最初から高く積む必要はありません。積み木をつかむ・並べる・重ねる・崩すだけでも十分な指先遊びになります。
慣れてくると、「ここに置いたら倒れないかな?」と位置を調整しながら積むようになることも。
積み上げたあとに自分で崩すなど、子どもなりにいろいろな遊び方を発見できます。
⑩ ビジーボード

ビジーボードは、ボタン・スイッチ・ファスナー・ひも・歯車など、さまざまな仕掛けがひとつにまとめられた知育玩具です。
押す・引っ張る・回す・つまむ・動かすなど、1つのおもちゃでいろいろな指先の動きを経験できます。
「これを押したらどうなる?」「ここを回すと動いた!」など、子どもが自分で仕掛けを発見できる楽しさもあります。
身の回りの物を触りたがる1歳にとって、好奇心を遊びにつなげやすい知育玩具です。
1歳の指先遊びで気をつけたいこと3つ

1歳の指先遊びで気を付けたいことは以下の3つです。
1歳は「触ってみたい」「口に入れて確かめたい」という気持ちが強い時期です。指先遊びは発達に合わせて楽しめる一方、使う物や遊び方には注意が必要です。
特に、家にある物を使って遊ぶ場合は、**「誤飲」「思わぬケガ」「無理にやらせない」**の3つを意識しておきましょう。
誤飲できる大きさのものを使わない
飲み込むと重大な事故につながるおそれがあります。 遊びには使わず、子どもの手が届かない場所で管理しましょう。
1歳の指先遊びで特に気をつけたいのが誤飲や窒息です。
この時期は、気になった物を口に入れて確かめることがあります。指先遊びにちょうどよさそうな小さな物でも、遊び道具として安全とは限りません。
「これは大丈夫かな?」と迷うような小さな物は使わず、誤飲できない十分な大きさの物を選ぶことが大切です。
また、遊ぶ前に部品が外れそうになっていないか確認しておくと安心です。
遊んでいる間は大人が見守る
安全そうな遊びでも、1歳の子どもは大人が予想しない使い方をすることがあります。
たとえば、洗濯ばさみで指を挟む、シールや小さな部品を口に入れる、容器をかぶる、おもちゃの部品が外れてしまうなど、ちょっと目を離した間に事故につながる可能性があります。
指先遊びをするときは、「遊ばせておけば大丈夫」ではなく、大人がそばで様子を見ながら一緒に楽しむようにしましょう。
「できない」ときに無理にやらせない
無理にやり方を教えるのではなく、まずは子どもが興味を持った遊び方を見守ってみましょう。
同じ1歳でも、できることや興味を持つ遊びには大きな個人差があります。
型はめがまだできなかったり、積み木を積まずに崩してばかりだったりしても問題ありません。
大人から見ると「こうやって遊ぶもの」と思っていても、子どもにとっては触る・握る・落とす・並べるだけでも立派な遊びです。
「できるようにする」ことを目的にするのではなく、子ども自身が触って、試して、楽しむことを大切にするのがおすすめです。
1歳の知育玩具は「買いすぎ」にも注意

「指先をたくさん使ってほしい」「いろいろな遊びを経験させたい」と思うと、つい知育玩具を増やしたくなることもありますよね。
ただ、1歳の指先遊びにたくさんのおもちゃが必要なわけではありません。
家にあるもので遊んだり、今あるおもちゃを繰り返し楽しんだりするだけでも、指先を使う経験は十分に作れます。
特に1歳は興味の移り変わりも大きいため、最初からたくさん購入するのではなく、子どもの反応を見ながら少しずつ遊びの幅を広げるのがおすすめです。
1歳は遊び方や興味がどんどん変わる
1歳は、できることが少しずつ増えていく時期です。
今まで興味を示さなかった型はめに突然夢中になったり、反対にお気に入りだったおもちゃで遊ばなくなったりすることもあります。
また、同じおもちゃでも「つかむだけ」だった遊びが「穴に入れる」「積み重ねる」など、成長とともに変化していくことも。
せっかく購入してもあまり遊ばなかった、ということもあるため、そのときの興味や発達に合わせて選んでいきましょう。
まずは家にあるもので試してみよう
指先遊びを始めるために、必ず知育玩具を購入する必要はありません。
まずは身近なもので遊んでみると、子どもがどんな動きを好むのかも見えてきます。
「物を穴に入れるのが好き」「積んだり崩したりするのが好き」など興味が分かってから、それに合った知育玩具を選ぶのもひとつの方法です。
もちろん、家庭用品を使う場合は誤飲やケガにつながらないよう、安全を確認して大人がそばで見守りましょう。
いろいろ試したいなら「借りる」という方法もある
「いろいろな知育玩具で遊ばせてみたいけれど、全部買うのはちょっと……」という家庭なら、知育玩具を借りるという方法もあります。
遊ばなくなったおもちゃを返して別のおもちゃに交換できるサービスもあり、家におもちゃが増え続けるのを抑えやすいメリットもあります。
ただし、すべての家庭にサブスクが必要なわけではありません。気に入ったおもちゃを長く使いたいなら購入、いろいろ試しながら選びたいなら借りるというように、家庭に合った方法を選ぶとよいでしょう。
どんなサービスがあるのか気になる方は、主要なおもちゃのサブスクを比較した記事も参考にしてみてください。
1歳指先遊び|よくある質問

1歳の指先遊びを始めようと思うと、「いつからできる?」「1歳前半でも大丈夫?」「知育玩具は必要?」など、気になることもありますよね。
ここでは、1歳の指先遊びについてよくある疑問をまとめました。遊びを取り入れるときの参考にしてみてください。
1歳の指先遊びはいつから始めればいい?
指先遊びは「1歳になったら始める」という決まりはありません。 子どもが物をつかむ・つまむ・入れる・引っ張るなどの動きに興味を持ち始めたら、発達に合わせて取り入れてみましょう。
最初は上手にできなくても大丈夫です。遊び方を覚えさせることよりも、子ども自身が触ったり試したりすることを大切にしましょう。
1歳前半でもできる指先遊びは?
1歳前半なら、複雑な動きを必要としないティッシュを引っ張る、容器に物を入れる、ポットン落としなどがおすすめです。
「つかむ→動かす→離す」といったシンプルな動きでも、指先を使う経験になります。誤飲できない十分な大きさの物を使い、大人がそばで見守りましょう。
1歳半におすすめの指先遊びは?
1歳半ごろになると、手や指の使い方も少しずつ上手になってきます。 型はめパズル、積み木、シール貼り、ルーピングなど、少し考えながら手を動かす遊びも取り入れやすくなります。
ただし発達には個人差があります。年齢だけで判断せず、その子が興味を持って楽しめる遊びを選びましょう。
100均のアイテムでも指先遊びはできる?
100均のアイテムでも指先遊びはできます。 容器や大きめのシールなどを使えば、入れる・出す・貼る・はがすといった遊びができます。
ただし、子ども向けのおもちゃとして作られていない商品もあります。小さな部品や壊れやすい物は避け、誤飲やケガの危険がないか確認したうえで、大人が見守りながら使いましょう。
指先遊びに知育玩具は必要?
指先遊びのために、必ず知育玩具を用意する必要はありません。 ティッシュ箱や容器など、家にあるものでもつまむ・入れる・引っ張る・出し入れするといった動きを経験できます。
まずは身近なもので試してみて、子どもの興味に合わせて知育玩具を取り入れるのがおすすめです。いろいろなおもちゃを試したい場合は、購入だけでなくレンタルやサブスクを利用する方法もあります。
まとめ|1歳の指先遊びは身近なものから始めよう

1歳の指先遊びは、特別な知育玩具をたくさん用意しなくても始められます。
ティッシュを引っ張ったり、容器に物を入れたり、シールを貼ったり。身近な遊びのなかでも、「つまむ」「入れる」「引っ張る」「押す」「回す」など、さまざまな指先の動きを経験できます。
大切なのは「できるようにすること」ではなく、子ども自身が興味を持って、触って、試して、楽しむことです。
まずは家にあるものから気軽に始めて、子どもがどんな遊びを好きなのか見つけてみましょう。
一方で、1歳は成長とともに興味や遊び方がどんどん変わる時期。「いろいろな知育玩具を試してあげたいけれど、そのたびに買うのは大変……」と感じる家庭もあると思います。
そんなときは、おもちゃを「買う」だけでなく「借りる」方法も選択肢のひとつです。
おもちゃのサブスクなら、年齢や発達に合った知育玩具を定期的に試せるサービスもあります。家におもちゃを増やしすぎず、いろいろな遊びを経験させたい家庭にも向いています。
当サイトでは、主要なおもちゃのサブスクを料金や特徴、対象年齢などから比較しています。
「1歳にはどんなサービスが合う?」
「まずはどんなサブスクがあるのか知りたい」
という方は、次の記事を参考にしてみてください。
